PR 更新日:2023/11/05
人気マッチングアプリのタップル(tapple)とウィズ(with)のどっちを選べば良いのか迷っている人って結構多いと思います。
タップルの運営会社は、アメブロやABEMA TVでお馴染み、大手IT企業サイバーエージェントグループの株式会社タップル。
ウィズの運営会社は、スマホ向けゲームアプリの開発・運営を行うIT企業イグニスから2022年3月に独立した株式会社with。
ともに信頼性の高い企業が提供するサービスであり、20代の会員が60%以上とユーザー層が非常に若い、婚活より恋活向きという共通点があります。
と、ざっくり書くと、マッチングアプリ初心者の方は同じような特徴を持つサービスと感じるかもしれませんが、実際使ってみると、かなり大きな違いがあるんです。
それでは、具体的にどんな違いがあって、どちらが本当に出会える(自分に合う)アプリなんでしょうか?
この記事ではタップルとwithを徹底比較。どっちを使うべきか迷っている人も答えがはっきり見つかるはず!
ただし!40代〜50代の方、または婚活希望の方なら、withやタップルよりユーザー年齢層の高いマッチングアプリの方が合う可能性が高い。
この記事より、次に紹介する記事の方が参考になると思うので、よろしければ、そちらにお進み下さいませ。
最初にタップルとウィズの基本情報から比較しまっす。特に赤太字に注目して下さい。
ウィズ | タップル | |
---|---|---|
開始 |
2015年 |
2014年 |
会員 |
800万人 |
1700万人 |
運営会社 |
(株)with |
(株)タップル |
登録 |
LINEアカウント、友達10人以上のFBアカウント、電話番号、Appleアカウント | LINEアカウント、Googleアカウント、Appleアカウント |
料金 |
男性3,600円(1ヶ月) 女性無料 |
男性3,700円(1ヶ月) 女性無料 |
女性 |
10代2.1% 20代64.0% (20代前半28.7%) (20代後半35.3%) 30代〜26.0% 40代〜7.9% |
10代4.0% 20代67.7% (20代前半43.4%) (20代後半24.3%) 30代〜20.0% 40代〜8.3% |
マッチ |
いいね方式 | フリック方式 |
LINE |
交換OK | 交換禁止 |
※女性年齢…ウィズは検索に表示された全国の女性会員の年齢構成比、タップルは全国おすすめ順で表示された女性300人の年齢構成比。
長い文章を読むのが苦手な人も多いと思うので、選び方のポイントを超簡単にまとめてしまうと以下の通り。
タップルもwithも20代利用者の構成比はあまり変わりませんが、実は20代前半と後半の比率が全然違うんです(※先程の基本データ比較一覧表の女性年齢を参照)。
タップルの方が10代〜20代前半に比重が偏っていて、ユーザーの平均年齢がずっと低い。そのため、次のような特徴が…。
タップルはカジュアルな雰囲気で外見重視の傾向、遊び目的も多い傾向あり。10代大学生から20代前半社会人向き。
ウィズの方が落ち着いた雰囲気で内面重視の傾向、恋愛に真剣な傾向あり。20代から30代前半社会人向き。
ウィズ | タップル |
---|---|
タップルかwithかの選択ポイントは先程の3つに集約されますが、ここからはもっと詳しく違いを比較していきます!
まず、withとタップルの特に大きな違いがマッチング方式。これ、出会いの質にも強く影響する重要ポイントなので、丁寧に解説しますね。
ウィズのマッチング方式はPairs(ペアーズ)はじめ、多くの恋活アプリ・婚活アプリで採用されている「いいね方式」です。
気になる相手にいいね!すると、手持ちいいねを1消費。もらった側が「ありがとう!」を返すと(←返す時はいいね消費0)マッチングが成立し、メッセージ交換できる仕組みですね。
一方、タップルはTinder(ティンダー)などで採用されている「フリック(スワイプ)方式」。次々と強制的に表示されるプロフィールカードを見て「いいかも!」か「イマイチ…」を振り分けていきます。
いいかも!をもらった側が「ありがとう!」を返すと(←返す時のポイント消費は0)マッチング成立となりメッセージ交換できるのはwithと一緒なんですが…
いいね方式との大きな違いは、フリック方式はいいかも!かイマイチ…のどちらを選んでも手持ちポイントを1消費する点。
いいね方式は好みの相手にだけ1いいねを使えますが、フリック方式は表示された相手が気に入らなくてもパスできません。
フリックしないと次の人のプロフィールカードが表示されないので、仮に写真がない人が表示されても、次の相手を見るためにはポイントを1消費するわけです。
要はいいかもを選ぼうがイマイチを選ぼうが強制的に1ポイントを使うことになるので「どうせなら、いいかもを選んでおこう」ってなる人が断然多いんですね。
このフリック方式にはメリットとデメリットがあります。
タップルではこの僕でさえ、待っていても、女性からいいかもがポンポン来るので、単純にテンション上がります。
いいかもが沢山来るってことは、ありがとうを返せばマッチングするわけで、次の口コミのようにマッチング数は断然多くなります。
タップルえぐいぐらいマッチングしてびっくりした
— ぬべ Twitter
特に女性は大量のいいかもをもらえます。ちなみにタップルで知り合った女の子に聞くと、1日に100以上のいいかもをもらうコは普通にいます。
一方、withやPairsで全く同じメイン写真を使って、プロフィールを丁寧に作りこんでいても、タップルほど、いいねは届きません。
タップルのフリック方式は、いいかもを沢山もらえるため、マッチング自体はヒジョーにしやすい仕組みです。
ただし「とりあえず、いいかもを選んだ」真剣度の低いユーザーが多いだけに、ありがとうを返して(=マッチング成立)メッセージを送っても、返信率はwithに比べて低く、メールラリーも途中で途切れやすいんですよ。
言い換えれば、マッチングした相手とデートにつながる確率はwithより低いってことです。
要は相手も沢山の異性とマッチング成立しているわけで、マッチング自体の価値が低く、むしろその後に本格的に絞り込まれる仕組みなんです。
そのため、タップルには次のような口コミが多いわけ。
タップルはマッチ率はいいけどメッセージの返信率が悪すぎるな
— 福田@ネトナン Twitter
タップル思ったよりマッチングするけど他のマッチングアプリに比べて急に返信来なくなる子多い
— 水崎ツバメ Twitter
タップル、本当にマッチングしてもメッセージ続かないし、本気度低めの人しかいないからやめようかな。(私に問題があるのが一番の原因かもだけど目を瞑る)
— 大失恋した女(ダイエット中) Twitter
また、自分からいいかもした相手とのマッチング率は低め…。そりゃそうですよね。毎日100以上のいいかもをもらう女の子達が、こちらの存在に気付く確率は極めて低いですから…。
更にシステム上、プロフィールの内容を見ずにメイン写真の印象だけでフリックしていくユーザーも多いため、ウィズよりタップルの方がビジュアルの影響度が大きいです。美男美女にはメリットになりますけどね。
言いかえると、相対的にウィズの方が内面重視、タップルの方が外見重視の傾向が強いってことになります。
こんな風に、マッチング方式の違いは出会いの質に強く影響しているんです。
公式が発表している最新の累計会員数はタップルが1700万人。ウィズが800万人。タップルはウィズの2倍以上の規模です。
本当は、出会いやすさを測る上で重要なのは、退会者も含む累計会員数より、実際登録して活動しているアクティブ会員数の方なんですけどね。
特にマッチ・ドットコムのような老舗マッチングアプリの場合、累計会員数とアクティブ会員数が大きくかけ離れている(公式発表の会員数は多いのに実際には人が少ない)ケースもあるので…。
ただ、タップルもウィズも今をときめく人気サービスであり、累計会員数の差がアクティブ会員数の差とほぼイコールと考えて良いかなと。
人の少ない地方ではタップルの方が候補になる異性が沢山いるぶん断然有利です。
でも、人口が多い地域では、会員数以上に出会いやすさを左右するのが会員の男女比率です。
これも女性に協力してもらい、男女計の会員数全体に占める女性の割合を集計したところ、withは34.0%。ちなみにペアーズは31.2%、Omiaiは30.3%。
会員数が充分にいる地域なら、男性にとっては、女性比率の高いwithの方がペアーズやOmiaiよりマッチングしやすい環境ってことですね。
ただ、タップルの場合、フリック方式のため検索で対象人数が表示されないし、公式サイトでも明らかにされていないので、正確な男女比はよく分からないんですよね。
恐らくはペアーズやOmiaiと同じ女性比率約3割だと思いますが、仮にwithと変わらないぐらいの男女比だとしても、先程こってり解説した通り・・・
フリック方式の仕組み上、単純なマッチング成立数はタップルの方が多いのですが、実際の出会いにつながる数が多いのはウィズの方です。
ただし、これってタップルのボリュームゾーンである10代〜20代前半の人なら、結果が変わる可能性があります。
次の年齢分布比較で詳しく解説しますが、そもそも僕のような30代オサーンは、タップルとの相性が悪いのかもしれません。
ウィズは検索で女性の人数を年齢別に調査できますが、タップルは人数非表示のため、今現在の正確なデータは分かりません。
ただ、古いデータだと、2017年2月のサイバーエージェントのプレスリリースで「利用者の50.4%が18〜24歳、男女ともに21歳が最多」と発表されています。
でも直近のデータは公表されていないので、タップルの全国おすすめ順で表示された女性300人の年齢構成比を独自調査してみました。
そのデータを元に、withとタップルの女性会員の年齢分布を比較してみます。より特徴をつかみやすくするため、参考値としてペアーズのデータも掲載しておきますね。
■女性会員の年齢層比較
年齢 | with | タップル | Pairs |
---|---|---|---|
10代 | 2.1% | 4.0% | 1.8% |
20代 | 64.0% (前半28.7%) (後半35.3%) |
67.7% (前半43.4%) (後半24.3%) |
55.6% (前半23.7%) (後半31.9%) |
30代 | 26.0% (前半17.6%) (後半8.4%) |
20.0% (前半13.3%) (後半6.7%) |
30.9% (前半20.3%) (後半10.6%) |
40代〜 | 7.9% | 8.3% | 11.7% |
こうして比べてみると、利用者の年齢層の違いがハッキリ見えてきます。
タップルもwithも、ペアーズより利用者が若い、20代が多いという情報はよく見かけます。でも、それだけじゃタップルとwithの本当の違いは分かりません。
確かにメインユーザーの20代女性比率を見ればタップル67.7%、with64.0%とそれほど大きく変わりません。ペアーズの55.6%に比べると、ともにめちゃめちゃ高い。
でも10代〜20代前半(18〜24歳)の構成比はwith30.8%に対して、タップルはなんと47.4%。全然違います。
タップルの平均年齢は2017年のプレスリリースの頃より上がっているものの、依然として20代前半までの女性が約半数を占めています。
withの方は20代が多いと言っても、タップルに比べると20代後半の比率が断然高いのが特徴。30代比率もwithの方が高くなっていますね。
この年齢分布の違いは実際に利用していると、如実に感じます。両方とも若い利用者が多く、結婚を意識しない恋活(彼氏彼女作り)に最適なマッチングアプリなんですが、以下のような違いがあります。
真剣な恋人探しなら断然with、気軽な遊び友達〜恋人探しならタップルがおすすめという傾向が、僕個人の感想だけではなくデータからも顕著です。
先程、僕が30代だからタップルで出会いにくいのかもと書いたのは、自分の属性(年齢と目的)とタップルユーザーの属性が合っていないからだと思うわけです。
更に、タップルの方が登録条件が緩いだけに、業者(※運営が雇ったサクラではなく、ネットワークビジネス業者やキャバ嬢・ホストなど)の紛れ込みも多いと感じます。
マッチングアプリwith(ウィズ)にサクラや業者はいないのか疑念をお持ちの方もいると思います。特に男性は有料だ...続きを読む |
美男美女が多いのはどっちなのか、気になっている人も多いはずです。
まず、恋活婚活マッチングアプリ全体の傾向として言えば、利用者の年齢層が若いほど、言いかえれば、それだけ軽いノリのユーザーが多いほど「可愛い子・イケメンが多い」という評判が多くなります。
これは感覚的に理解できるんじゃないでしょうか?やはり20代が多いサービスの方が40代が多いサービスより、美男美女が多く見えるのは当然ですよね。
そんな点で美人・イケメンが多いという口コミは、withより平均年齢が低めでカジュアルな雰囲気のタップルの方がやや多いのかなと。
ただ、元も子もないことを言ってしまうと、ハッキリ言って好みの問題なんですよね。
ともにマッチングアプリ全体の中では年齢層が若いサービスなので極端な差はないかと。真面目で清楚な子はwithの方が多めですし。
というわけでウィズ派、タップル派両方の意見を紹介しておきますね。
マッチングアプリは「量ならTinder、質ならWith」彼女真剣に欲しい人はWithが本当におすすめ。かわいい女の子からの返信率がタップルやペアーズと比にならないくらい高い。異論は認める。
— ガリガリくん@モテたい Twitter
withよりやっぱタップルの方が可愛い子おおいよな?
— スコッティ Twitter
こればかりは、やはり実際に検索して、どちらにタイプの異性が多いか自分の目でチェックするのが一番かと。ちなみに個人的にはwith派です。
出会いの質にほとんど影響しない細かな機能まで挙げると分かりにくくなるので、出会いの質を左右するメイン機能だけを比較します。
withもタップルも、趣味や価値観など、お互いの共通点を探しやすい仕組みになっています。
withには同じ趣味や価値観の人達が参加するコミュニティ機能「好みカード」があります。
マッチングアプリwith(ウィズ)の「好み(旧名グループ)」は診断イベントと並んで攻略に絶対外せない機能です...続きを読む |
タップルには、趣味などのタグ(旧カテゴリー)を選ぶと、そのタグを設定している異性のプロフィールカードが表示され、フリックで相手を選んでいく仕組みがあります。withの「好み」とほぼ同じ役割ですね。
ただ、よりマニアックな趣味を探しやすい仕組みは、withの好みカードの方ですね。
コロナ禍が続く中、人気マッチングアプリは続々とオンラインデート機能をリリース。
オンラインデート機能とは、マッチングした相手とネットで顔を見ながら話せるビデオ通話機能(※音声通話のみも可能)。
withには「with通話」タップルには「ビデオチャット」があり、ともに1人につき最大15分まで話せます。
withには豊富な診断コンテンツ(性格分析・相性診断・心理テスト)があり、心理学や統計学に基づく診断で相性の良い相手を紹介してくれます。
単純に趣味だけではなく、もっと深い価値観でつながりを探せる仕組みですね。
人気マッチングアプリwith(ウィズ)の売りの1つは、豊富に用意された診断コンテンツ(性格診断・心理テスト)。...続きを読む |
タップルには、女性が投稿したデートプランに対して24時間以内に男性が応募(=おさそい)する「おでかけ」機能があります。男子が大好きな即アポってやつですね。
もちろん安全面に配慮して、会う前にはしっかりコミュニケーションを取ることが大事ですが、即アポ即会いしやすい機能になっています。
機能面でもやっぱり、真面目な交際に向くwithと、カジュアルな関係に向くタップルの違いが出ていると思います。
ともに男性は定額課金制で女性は無料。男性も無料会員でマッチングまではいけますが、有料会員になることでメッセージの送受信機能を無制限に使えるようになります。
最も安いWEBブラウザ版クレジットカード決済の月額料金を比較します。念のため確認しておくと、3ヶ月以上のプランは月当たりの料金×契約月数の一括払いになります。
タップルの有料プランにはシンプルプランとスタンダードプランの2種類ありますが、シンプルプランで十分会えるので、その料金を記載します。
■月当たり料金比較(2023年11月時点)
with | タップル | |
---|---|---|
1ヶ月 |
3,600円 |
3,700円 |
3ヶ月 |
3,000円 |
3,200円 |
6ヶ月 |
2,217円 |
2,800円 |
12ヶ月 |
1,833円 |
2,234円 |
全てのプランでwithの方が安い料金設定になってますね。
僕一押しの3ヶ月プランを見ると、withがタップル誕生より200円/月、3ヶ月計で600円安い。多くのマッチングアプリ公式がおすすめしている6ヶ月プランでは、withの方が583円/月、6ヶ月計で3,493円安い。
どう感じるかは人それぞれではありますが、これぐらいの差なら、選択基準として料金は優先度低くて良いですね。やはり、ここまで解説してきた出会いの質や出会いやすさを最優先に考えて選ぶべきです。